鉄橋・スブーンヒール
鉄橋(てつきよう)
挫石(ざせき)などで傷つけた蹄底(ていてい)を保護する
ために使用。蹄鉄の両端に橋を渡してある。その箇所の下
部分(蹄底)に不安を抱えている。芝のレースでは、雨が降る
と上滑りするので割引が必要。2002年日経賞時、マンハッタ
ンカフェ(6着)が履いていた。
左前肢に鉄橋鉄を履いていており、蹄
底を傷つけた可能性が考えられる。1000万下の特別レー
ス(芝1200m)で1番人気に推されたが、10着に敗れた。
次の映像は、同じ馬が4カ月後に出走したときのもの。今
度は右前肢にも鉄橋鉄を履いてきた。蹄の状態が悪化し
たことが感じとれる。この後、蹄の具合が良化し、重賞ウイ
ナーとなった。
あるGI馬が、GIレースに出走したときの
写真。左前肢に細めの鉄橋鉄を履き、蹄底に赤いラバー
を詰めている。レースでは、見せ場なく10着に終わった。
障害戦で、1番人気の馬が左前の鉄尾に鉄橋鉄を履いてきた。レースでは、
何度もバランスを崩しながら飛越。地力で3着に来たが、障害戦では、特に信頼が置けない材料である。
スプーンヒール
父はサンデーサイレンス、母もGIウイナーという
良血馬。かなりわかりづらいが、左前肢に片側の
鉄尾をつぶしたスプーンヒールを履いている。こ
れは、前肢と後肢の追突による落鉄を防止する
ためのもの。また、蹄にもテープも巻いている。
リバーシブル鉄・落鉄・裸足
リバーシブル鉄
通常の兼用鉄の上下を、逆さにして履かせた
蹄鉄。連尾鉄と同様に、蹄があまり返らない仕組
みになっており、主に屈健炎の馬に用いる。この
馬は3歳の5月末にデビューしたが、3戦していず
れも2ケタ着順に終わり、中央競馬の登録を抹消
された。
裸足(はだし)
蹄、もしくは気性の問題により、蹄鉄
が打てない馬は、蹄鉄を履かせないま
ま出走することがある。裸足の馬は、レ
ースで外傷を負う可能性がある。実際、
この馬もそうだった。また、前肢に屈健
炎を,患っている馬が、前肢に蹄鉄を履
いていないケースも、まれにある。
落鉄(らくてつ)
レース中に蹄鉄が外れてしまうこと。
ゲートでつまづいたり、脚部に不安を抱
えていたり、裂蹄を,患っているときなどに
起こりやすい。また、後肢が前肢に追
突して落鉄するケースもある。
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2011年1月25日