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2005年の天皇賞競馬界はディープインパクトの三冠に沸いた一年でした。中でも天皇賞の盛り上がりは群を抜いていたでしょう。天皇賞以来となる無敗の三冠馬誕生への期待はとても大きく、どの競馬新聞を広げてもディープに断然の◎が付いていました。もはや「逆らうことは失礼」といったある種の天皇賞状態ともいえる状況下で、穴馬派の人にとっては過酷な闘いだったかもしれません。ディープの欠点を必死に探そうとしても、なかなか見つからなかったのではないでしょうか。
それでもディープ外しの天皇賞馬券を買えば天皇賞配当はとにかく高い。ディープが負ければ天皇賞夢ではないと思い、独自の天皇賞競馬理論や、天皇賞競馬新聞の小さな記事から「これだ」といえる天皇賞穴馬を見つけた人もいたでしょう。そんな人は「ディープを外して買っている」とはあまり大きな声では言えずも、僅かな望みを抱きつつ天皇賞馬券を握り締めていたに違いありません。
しかし終わってみれば天皇賞単勝1.0倍の断然人気に応えてディープの圧勝。穴馬派の出る幕はありませんでした。
新聞がその馬一色になればなるほど、何か欠点はないかと無理にでも探そうとするのが穴馬派の習性。天皇賞馬券を買うのは個人の自由のはずなのに、いつの間にか天皇賞馬券を買うのは義務だという脅迫概念に駆られる人も多いようです。
この場合は、三冠を達成したときのための天皇賞馬券のみ購入して、あとは天皇賞競馬観戦にまわるという楽しみ方でよかったのかもしれません。

鉄橋(てつきよう)
挫石(ざせき)などで傷つけた蹄底(ていてい)を保護する
ために使用。蹄鉄の両端に橋を渡してある。その箇所の下
部分(蹄底)に不安を抱えている。芝のレースでは、雨が降る
と上滑りするので割引が必要。2002年日経賞時、マンハッタ
ンカフェ(6着)が履いていた。
左前肢に鉄橋鉄を履いていており、蹄
底を傷つけた可能性が考えられる。1000万下の特別レー
ス(芝1200m)で1番人気に推されたが、10着に敗れた。
次の映像は、同じ馬が4カ月後に出走したときのもの。今
度は右前肢にも鉄橋鉄を履いてきた。蹄の状態が悪化し
たことが感じとれる。この後、蹄の具合が良化し、重賞ウイ
ナーとなった。
あるGI馬が、GIレースに出走したときの
写真。左前肢に細めの鉄橋鉄を履き、蹄底に赤いラバー
を詰めている。レースでは、見せ場なく10着に終わった。
障害戦で、1番人気の馬が左前の鉄尾に鉄橋鉄を履いてきた。レースでは、
何度もバランスを崩しながら飛越。地力で3着に来たが、障害戦では、特に信頼が置けない材料である。
スプーンヒール
父はサンデーサイレンス、母もGIウイナーという
良血馬。かなりわかりづらいが、左前肢に片側の
鉄尾をつぶしたスプーンヒールを履いている。こ
れは、前肢と後肢の追突による落鉄を防止する
ためのもの。また、蹄にもテープも巻いている。

リバーシブル鉄・落鉄・裸足

リバーシブル鉄
通常の兼用鉄の上下を、逆さにして履かせた
蹄鉄。連尾鉄と同様に、蹄があまり返らない仕組
みになっており、主に屈健炎の馬に用いる。この
馬は3歳の5月末にデビューしたが、3戦していず
れも2ケタ着順に終わり、中央競馬の登録を抹消
された。
裸足(はだし)
蹄、もしくは気性の問題により、蹄鉄
が打てない馬は、蹄鉄を履かせないま
ま出走することがある。裸足の馬は、レ
ースで外傷を負う可能性がある。実際、
この馬もそうだった。また、前肢に屈健
炎を,患っている馬が、前肢に蹄鉄を履
いていないケースも、まれにある。
落鉄(らくてつ)
レース中に蹄鉄が外れてしまうこと。
ゲートでつまづいたり、脚部に不安を抱
えていたり、裂蹄を,患っているときなどに
起こりやすい。また、後肢が前肢に追
突して落鉄するケースもある。
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2011年1月25日

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